5. 7. 2 単純チャネル(primitive channel) と 階層チャネル(hierarchical channel)
「チャネルは、インタフェースを実装するもの」ですが、 あるいは少し大雑把にいうと、 「チャネルはモジュールとモジュールを接続する通信路」ということも出来ます。
モジュールには、ポートと、そのポートに接続するインタフェースの種類(クラス)までを 記述します。チャネルの方には、インタフェースの実際(動作の中身)を書きます。
そのチャネル( = 通信路) には、単純な信号線から、複雑なバスプロトコルなどまで、 さまざまなものがあります。 SystemC では、 プロトコル定義などの例のように内部にプロセスを持つようなチャネルを階層チャネルと呼びます。 階層チャネルは、実際には、内部にプロセスを持つモジュールの形をしています。 反対にプロセスを持たない比較的単純なものを primitive channel といいます。日本語にすれば、単純チャネルということになります。
| チャネルの種類 | 英語 | プロセスを内部に |
|---|---|---|
| 階層チャネル | hierarchial channel | 持つ |
| 単純チャネル | primitive channel | 持たない |
SystemC 2.0.1 ではいくつかの単純チャネルが予め定義されています。 これについては、次の項でみます。
