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3. 1. 2 高速協調検証システムは、何が通常のISSと違うのですか

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  3. 1. 2 高速協調検証システムは、何が通常のISSと違うのですか  

3. 1. 2. 1 ISS

ISS (Instruction Set Simulator)は通常、エミュレータとも呼ばれ、 プロセッサの動作をソフトウェア的にシミュレーションしています。

典型的なソフトウェアの構成としては、

  • プロセッサの内部状態である、制御レジスタ、レジスタファイルなどを持つ
  • 命令のフェッチ、デコード、実行などをソフトウェア的に解釈・実行するプログラムを内部で実行している
  • 周辺ハードウェア部分はRTLレベルシミュレータで実行

そのため、エミュレートする1命令あたりの実行ステップ数にハードウェアで実行する場合に比べて1000倍から1万倍かかり、遅くなります。

3. 1. 2. 2 高速協調検証システム

高速協調検証システムでは、

  • ターゲットプロセッサのエミュレーションは行わず、ターゲットプロセッサの命令実行の時間を測定し、
  • ホストプロセッサでSystemCのwait文での遅延時間に換算
  • ハードウェア部分は、トランザクションレベルのSystemCで実行

するというメカニズムで動作しています。

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